「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

MF20三竿健斗「今後の自分がたのしみです」/【プレイヤーズファイル】

とうとう柴崎岳が世界の舞台でもその能力を遺憾なく発揮し始めた。日本代表の舵取りはいま背番号7が握っている。監督交代がなければ代表に入っていなかったかもしれないことを考えると、あのバタバタ劇を振り返ると複雑な思いがこみ上げてくる。

スパーンと鋭く敵の守備網を切り裂く縦パスが、柴崎の代名詞だ。3戦目のポーランド戦、これまで出場機会がない選手はW杯の舞台になれていなかったのか、その強いパスをトラップできずに弾いていた。

日本代表選手でさえ、簡単にはトラップできないパスを、いとも簡単に蹴り出す柴崎に熱視線を送る選手がいる。

三竿健斗は、「岳くんのことはずっと見てます」と言った。

 

 

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