「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「今日の敗因は私の責任ではないかと思っています」/明治安田生命J1リーグ第6節 セレッソ大阪戦(2017.04.08)

■石井正忠監督

今日、前半からかなり激しい戦いになって、それは覚悟していた部分なんですけど、そこでボールが相手陣内で繋ぐことができなくて、相手の特長である高さからの攻撃を受けてしまいました。後半、ああいう早いタイミングで1失点してしまったことで、さらにセレッソ大阪さんの特長が生かされてしまった展開になってしまって90分終わってしまう形になってしまいました。1点取られてからは、後半の中盤以降はメンバーを入れ替えることによって相手陣内でボールを動かしてチャンスをつくることができたと思うんですけど、そこはゴールに結び付かなかったことで負けてしまいました。メンバー選びからすべて私が最終的には決めたことなので、今日の敗因は私の責任ではないかと思っています。

 

――メンバー選びに関して6人を代えたことはどういう意図があり、11人のプレーはどう映りましたか?

まず、選んだ課程ですけど練習の紅白戦から非常に安定した形でプレーしていたので、当然、こういう公式戦とは違いますけど、そこでもパフォーマンスを出してくれるんじゃないかという期待でメンバーを選びました。それは相手の分析だったり、今後の試合日程でもメンバーをこういう形で代えていけるんじゃないかと思って選びました。パフォーマンスですが、結果、負けてしまったので、それは当然全体的には良くなかったと言えると思います。でも、個人個人、各ポジションの役割というのはしっかりやってくれていたんじゃないかと思います。

 

――1点を失ってからサイドハーフの二人を起用しましたが、どういうところを活性化しようとしたのでしょうか?

うまく相手陣内でボールを保持する時間というのが全体的には少なかったと思うので、そこを多くしようということと、それによって相手は引いてしまう形になりましたけど、そこからサイドハーフを起点にして、またボランチを代えることによってボールをアタッキングサードで動かすことを意図して、サイドハーフを代え、その後ボランチを代えました。

 

――勝てると思って期待よりも足りなかった部分はどこになりますか?

中盤でボールを失う回数が多かったと思います。そこはもっともっと向上しないといけないと思いますし、それは長い時間、同じ選手で長いことやっていけばもっとよくなるのかもしれないですし、僕の判断としてはメンバーが替わったなかでも紅白戦だったりいままでの練習を見ていてもうまくいくんじゃないかと思ってこういうメンバーを選びました。

 

 

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