「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆【コメント】石井正忠監督「昨年のセカンドステージの教訓というのは今日も活かせたんじゃないかと思っています」/1stステージ第7節湘南戦(2016.04.16)

■石井正忠監督

試合の前に、熊本の地震によって亡くなられた方に哀悼の意を表するとともに、被災されている方々に対してはお見舞いを申し上げたいと思います。こういったなか、私たちのクラブも少しの力でも被災された地域のみなさまにできることがあればやっていきたいと思います。これを聞いているサッカーファンのみなさま、サポーターのみなさまも、それぞれでなにかできることがあればやっていただいて、被災者のみなさまをサポートしていただけたらと思います。

試合に関しては、選手たちが前節の広島戦と同じような形で立ち上がりからアグレッシブな戦いをしてくれて、それを90分間続けてくれました。しかも、今回も複数点が取れたことと無失点で終われたことは良かったと思います。以上です。

 

――去年、湘南に2試合負けていると思いますが、その点についてはいかがですか?

昨年のチームは、湘南さんもメンバーが変わられていると思いますし、昨年の戦いは戦いとして、今回の湘南さんに対してどういう風に対抗していくかと考えてやりました。でも、昨年のセカンドステージを負けたことによって、その次の試合のナビスコカップで優勝できたと思ってますので、昨年のセカンドステージの教訓というのは今日も活かせたんじゃないかと思っています。

 

――初先発の永木選手の感想と、彼はこの先ポジションを取っていくためにどういうところを上げていって欲しいでしょうか?

永木選手は、僕の感覚としては、まだチームに入って間もないと思っています。ただ、ボール奪取能力とかキックの精度という部分は高く評価している部分です。あとはチーム戦術的なところももっともっと深めていかないといけないと思っています。あと、同じボランチのポジションでポジション争いをしなければいけない選手は、うちであれば小笠原であったり、柴崎であったり、そういう選手とポジション争いをしなければならないわけであって、彼ら2人の能力も高いですから、相当の覚悟を持ってうちのチームに来たと思いますけど、いろんな組み合わせやコンビネーションをもっともっと練習のところでやっていって、どんどんどんどんアントラーズの戦術というのをもっともっと深めていったらいいんじゃないかと思っています。非常に能力が高い選手で、身体も強い選手ですし、頑張りのきく選手なので、チームの選手としてはどこかで使いたいと思っていました。

 交代したのは、少し怪我というか膝を痛めてしまったので交代したのですが、それ以外の部分では非常に良いパフォーマンスをしてくれましたし、期待通りのプレーをしてくれたと思っています。

 

――第1ステージを3分の1が終わったばかりですが、浦和と川崎の3チームに絞られた感じです。その辺りはどうでしょうか?

どうでしょうかね。まだ絞られたかはわからないですけど、フロンターレさんとは対戦しましたし、あとは対戦していないレッズに対してしっかり準備をしようと思いますし、まだまだJリーグはわからないと思いますので、どこのチームに対してもしっかり準備をして圧倒できるようなサッカーをしたいと思います。

 

――ロングボールで相手の裏を突くような展開が多かったと思います。対戦相手を圧倒する上での準備を出せたということでしょうか?

そこの部分は、しっかりつなぐというのがうちのチームのベースとなりますけども、環境であったり、相手のプレッシャーであったりでプレーを変えなければならないので、その辺は選手同士で、ピッチに立っている選手が判断することもありますし、こっちのベンチの方から指示を出すこともありますけども、その辺は今日はうまくできたと思います。まずは、相手陣内に深く入り込むということ。それでロングボールが多くなったということだと思います。それが非常に効果的な攻撃を生んでいたので、それは非常によかったんじゃないかと思います。いろんな攻撃というか相手に対する対策というのはして行かなければならないと思います。

 

 

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