「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆【コメント】石井正忠監督「2敗して厳しい状況にはなったがこんなので諦めるチームではない」/YNCグループステージ第2節神戸戦(2016.03.27)

■石井正忠監督

今日の試合は、4失点してしまったわけですけども、神戸さんのFW2人にやられてしまった印象が一番大きくて、そこを最後まで修正できなかったことがすべてだと思います。神戸までたくさんのファン・サポーターの皆さんが来てくださったのに、その方々にほんとうに申し訳ない試合をしてしまったなと思います。

 

――前回の甲府戦に続き前半で2失点でした。守備の意識などは監督の目から見てどうでしたでしょうか?

立ち上がりの入り方という表現をしていいのかわかりませんが、前半の内容からしたら悪いところはそんなになかったんじゃないかと感じています。ちょっとした個人個人の対応がうまくいかなかったというところ。もっと落ち着いて対応できたんじゃないかというのがすべてだと思います。

 

――前半は特に失い方が悪かったと思います。神戸に対して、人選を含めてどういうサッカーをしていくプランだったのでしょうか?

当然、グランドのあまりよくないというのもありましたし、できるだけボックス脇に侵入する形をつくりたいと言っていったんですけど、奪われ方という意味では自陣での横パスを奪われてという形だったんですけど、そういうところの判断もあまりよくなかったと思います。戦い方に関しては、相手を押し込んだ形でやっていこうということはチームで統一できていたと思うんですけど、ああいうところで受けに来るとかパスを出すだとか、個人的な選択の部分のミスが痛かったと思います。

 

――前の方の選手を入れた狙いをお願いします。

チームのなかで固定した形で崩していくということはチーム全体としてはやっていないので、選手同士の組み合わせだったり、前の選手同士のイマジネーションで崩していくので、その辺の細かい指示は出していません。負けてる状況ですし、とにかくハーフタイムでは1点追いつこうということと、そうすることで状況が変わって来る、ということを言いました。入っていく選手に対してはポジションの部分だけですね。今回で言うと、いつもサイドハーフをやっている遠藤選手が、ボランチのポジションに移ってもらったりしたので、その辺の確認をしただけです。

 

――これで2敗。決勝トーナメント進出は厳しくなりましたが、どう立て直しますか?

次の試合に向けてはJリーグなので、Jリーグに向けての準備になります。ナビスコカップも2敗してしまって厳しい状況にはなっていると思うのですが、さきほどロッカーでも言いましたけどこんなので諦めるチームではないので、ここからまたやるべきことを自分たちでしっかりやって決勝トーナメントに向けてやっていくしかないと思っています。

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ