「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆【コメント】石井正忠監督「いままでの試合より、少し相手を押し込むところが少なかったと思います」/1stステージ第2節サガン鳥栖戦後(2016.03.05)

■石井正忠監督

前半、立ち上がりから少し守備のところで相手の攻撃を抑えられない部分があったんですけど、そこを途中である程度修正できて落ち着いたと思ったんですけど、後半もまた最後の方は押し込まれる形になってしまったので、その守備のところは今後修正しないといけないと思っています。でも、Jリーグの1戦目と今回のホームでの開幕戦、0点で抑えられたことは非常に評価できる部分だと思うので、2試合とも勝ち切れて非常によかったと思います。

 

――後半に永木選手を起用されました。今日の彼の動きをどう思うかということと、日本代表候補合宿に5人が呼ばれてしまうので全体の調整が難しいと思います。どういう気持ちで仙台戦に向かいますか?

永木選手についてですけども、守備の面で言うと、相手の中盤のボランチの部分を少しプレッシャーをかけに行って欲しい、ということで入ってもらいました。そこの部分はある程度できたんじゃないかと思います。攻撃の部分では、中盤の繋ぎ、特にサイドチェンジの部分をして欲しいということで入ってもらいました。そこについては少しうまくできなかったかなというのがあります。来週、代表のトレーニングキャンプがあって、5人の選手がいなくなりますけど、他の選手でまずはいままでやってきたトレーニングをしっかりやりながら、戻ってきたときに最終的には紅白戦もできると思うので、日程的には。その辺はあまり心配はしていません。特に、代表に呼ばれている5人の選手に関しては、代表選手として高い意識を持ってそちらでトレーニングしてくれると思うので、その辺も心配ないと思っています。

 

――セットプレーからの得点となりましたが攻撃面の評価はいかがですか?

いままでの試合より、少し相手を押し込むところが少なかったと思います。あと、相手を押し込んだところでボールを動かすというところもなかなか思った通りにはできなかったと思います。それには、鳥栖さんの厚いディフェンスがあったと思うので、そういうチームに対しても自分たちが主導権を握ってボールを動かせるように、今後していかなければと思っています。

 

 

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