「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【コメント】チェ・ヨンス(FCソウル)「アントラーズは簡単ではない、相当強い相手だった」/AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ FCソウル戦(2015.05.06)

■チェ・ヨンス監督(FCソウル):

 

簡単な相手でないことを今日確認することができました。アントラーズは世代交代の最中と聞いていますが、死の組というなかで相当強い相手だったことを再確認しました。私たちは通過することができましたが、怪我人も多く、難しい試合を勝つことができ、自分たちの力を発揮できてよかったと思います。アントラーズは非常に攻撃的なチームで、それに対して私たちもプレスをかけるなかでなかなか難しい試合でしたが勝利に繋げることができた。最後までがんばってくれた選手を褒めたいと思います。

 

■コ・ヨハン選手

 

今日の試合は、ほんとうに良いチームと試合をしてる、あとは本当に良い選手と対戦してるんだと試合中に感じながらプレーしていました。私たちも良いプレーをして勝利に繋げることができたので、気分的にはとてもいいです。

 

――今日の試合は熾烈な戦いだったと思います。2回同点にされたが、それを踏まえて今日の試合の最大のポイントは?

 

今日は内容よりも結果が求められる試合だったと思う。なぜFCソウルの選手がこの舞台にいるのかを見据え、高い集中力を持って試合に臨み、持てる力を発揮してくれた試合だったと思います。今後、このような試合を続けなければいけないと考えています。

 

――今日の試合は勝たなければいけないことはどの時点で選手に伝えたのでしょうか?

引き分けではダメで勝たなければいけないということは前々から考えていたことでした。ミーティングやハーフタイムのなかでそのような話はしてきました。今日の試合は相手も攻撃的に出なければいけない試合だったと思いますが、そのなかでもパスを繋いだり、バランスを考えたりしながら、あくまでも攻撃的にしようと言っていました。私もJリーグで何年もプレーしていましたので、いろんなことも活かせます。特に攻撃的に勝たなければいけないということを最大の目標にして今日は戦いました。

 

――シドニーの結果は伝えてないですか?

もう一つの試合に関してはまったく無視していました。私たちにとって自分たちの力で通過するためには勝つことが必要だったので、そのことだけを考えてプレーしました。

 

――FCソウルはACLで必ず決勝トーナメントに進出していますがその強さの秘訣は?次のラウンドでF組の1位と対戦すると思いますが希望はありますか?

ACLというのは東アジアのチームが相手になります。そのなかでもなにを優先するかを考えて、私たちには経験豊富な選手もいます。リーグ戦とは戦い方を変えて戦うことがまず一つのポイントだと考えています。

相手として予想されるのは城南とガンバです。この2つのチームはそれぞれに長所と短所があるので、どちらとはなかなか言えません。明日の試合があるわけですが、シーズンが始まって時間が経ってからだんだんとチームがよくなって上がってきて良いチームになっている。城南はKリーグのチーム。どちらと戦いたいかが大事なのではなく、次の試合も勝って準々決勝にあがることが一番大切なことです。

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