「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【ニュース】見えてきた2015年ACL。若きチームを成長させる過酷な戦い/(2014.11.27)

もし3位以内でフィニッシュすればACLへの出場権を獲得できる。2011年を最後にアジアを舞台にした戦いから遠ざかっているだけに4年ぶりの参加が実現したら本当に楽しみだ。「このメンバーでアジアを戦ったらどうなるのかな」(遠藤康)と、選手にとっても楽しみなのは間違いない。

ただし、リーグ3位となった場合はグループリーグからの参戦ではなく、プレーオフ3回戦からの参加が濃厚だ。その場合、試合が行われるのは2月中旬。今季よりも3週間早く始動しなければチームづくりは間に合わない。アジアカップに招集された選手はほとんど休み無しで新シーズンに向かうことになる。なかなかに厳しい日程と言えるだろう。
それというのも日本勢のACLでの成績が芳しくないからだ。今月末、AFCから各国に割り当てられるACLへの出場枠が発表される予定があり、日本は3.5枠となると予想されている。日本の地位が下がったようにも思えるがアジア各国の台頭も著しい。韓国と日本が3.5枠、豪州と中国が2.5枠、タイとベトナムに1枠と考えると、割り当てに不公平感は全くない。

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