「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】若手が存在感を示すも、アクシデントに泣く / Jリーグ第23節 清水エスパルス戦(2013.8.29)

本田拓也の不在がこれほどまで如実に浮かび上がるとは予想外だった。小笠原満男の出場停止に追い討ちをかける柴崎岳の負傷退場(左足首の捻挫と思われる)。

決勝点を演出する村田和哉へのパスは本田拓也渾身のパスだった。「満男くんと岳がいたら勝てなかったですよ」と謙遜した本田だったが、さわやかな笑顔を見るのは久しぶりのこと。負けたこちらには悔しさと寂しさは残るが、本田個人には幸せな選択だったと感じさせた。

痛い敗戦である。小笠原に続き柴崎がいない飛車角落ちで勝利できないのは当然なのかもしれないが、それでも勝利を手にするチャンスはいくつもあった。だから、余計に悔しさが残る。

ただ、アクシデント続きの試合の中でもすばらしい活躍を見せた選手がいた。

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