スタイルは貫けたが結果が伴わず。大事にしたい勝負の際【J3第8節鳥取戦レビュー】
(写真提供©Fukushima United FC)
2024明治安田J3リーグ第8節
ガイナーレ鳥取1-0(前半0-0/後半1-0)福島ユナイテッドFC
得点者
(鳥取)
88分松木駿之介
福島ユナイテッドFCは4月6日、明治安田J3リーグ第8節ガイナーレ鳥取戦に臨んだ。
福島は試合開始早々から多くの決定機をつくり出す。攻撃陣が果敢にゴールを狙い、キャプテンDF堂鼻起暉もセットプレーからゴールを狙ったが、なかなか決め切れず前半は0-0で終えた。
後半は福島も鳥取も連戦を見据えて選手を交代しながらゴールを目指したが、試合終盤にさしかかると鳥取のカウンターから福島は何度かピンチを迎える。そして88分左サイドでのボールの奪い合いから決定機をつくられ、途中出場のMF松木駿之介にゴールを奪われてしまい、0-1で連敗となった。
この試合は3試合ぶりにようやく福島が今季目指している攻撃のスタイルを打ち出すことができ、幾度となくゴールに迫ることができた。記録上のシュートは13本だが、DFに当たったシュートなども含めると20くらいは決定機があった。
それだけに結果につながらず勝点1すら奪えなかったことは非常に悔やまれる。失点シーンの前から嫌な形でカウンター攻撃を受けており、そうした勝負の際をチームが感じ取ることができれば、勝点1は取れていたかもしれない。このスタイルを貫いて勝つためには、人一倍勝負にこだわる意識もより一層鋭くしなければならない。
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1.両SBの入れ替えでサイドからも決定機
2.この結果を受けても一枚岩になれるか
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