17本のシュートを放つもスコアレスドロー、それでもアグレッシブな姿勢は見せた【第38節琉球戦レビュー】
2023明治安田生命J3リーグ第38節
福島ユナイテッドFC0-0(前半0-0/後半0-0)FC琉球
福島ユナイテッドFCは12月2日、明治安田生命J3リーグ第38節FC琉球戦に臨んだ。
序盤から決定機はつくったが、いつもよりやや手数をかけ過ぎたり、慎重になり後ろにボールを下げたりといったことがここ数試合より増えてしまい、ゴールを奪えず0-0で前半を終えた。
後半は特に終盤にかけて攻撃の勢いが強まり、多くの決定機をつくったが、こちらもピンチを招く場面があった。GK山本海人、琉球のGKジョン・ジワンのファインセーブもあって、両チーム最後までゴールは奪えず0-0のスコアレスドローで最終節を終えた。
シュート17本を放ったのだが、相手の若手選手のアグレッシブさに手こずるところもあり、勝ちきるところまではいかなかった。この試合は監督の退任発表の後だったこともあり、メンタル的な難しさもあったかもしれない。
とはいえ、最後まで諦めずにゴールを狙い続けた姿勢を見せたこと自体は評価できる。ポジティブなメンタリティを持って、選手が主体的に戦うことの大切さというものを、ヘッドコーチ時代も含めこの2年間伝え続けた依田光正監督は福島を去るが、こうしたサッカーへの取り組み方自体は、レガシーとして今後も引き継いでもらいたい。
有料登録部分MENU
1.大事に行き過ぎてしまった前半
2.後半アグレッシブさは戻ったが…
(残り 1875文字/全文: 2469文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ