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【無料公開】#依田光正 監督「僕が最後だから勝ちたいと言うよりは、勝利を期待してくれている方々を笑顔にしたい。そのためにも、選手が自信を持ってアグレッシブにポジティブに戦えるようにサポートしていきたい」【第38節琉球戦に向けて】

――北九州戦を振り返って。

粘り強い守備ができた中で、奪った後前に出ていく形とか、それが得点につながってとか、自分たちが取り組んできたことが出せたゲームかな、と思います。

――その翌日監督退任が発表されましたが、監督就任されてからここまでの成果についてどうお考えですか。

まず服部(年宏前)監督をうまくサポートできなくて、監督が交代になってしまったところでは自分の責任がありますので、そこが一番、力になれなくて申し訳なかったというのがあるのと、そこで自分が交代して(監督を)やるという中で、ミッションは(J3リーグ)残留だとクラブと話をして、最低限のミッションはクリアできたというのは、本当にピッチで戦ってくれた選手とか、コーチングスタッフもそうですし、マネージャーもそうですし、メディカルチームもクラブスタッフも、いつも応援に来てくれるサポーター、スタジアムまで来られなくてもわれわれに力を届けてくれている、福島ユナイテッドFCに関わる全てのみなさんに感謝したいと思います。

――この半年間、服部前監督と一緒に積み上げてきたものを大事にされて、結果的にJ3残留して、一体感を持ってやれた手応えはいかがですか。

残留って簡単じゃないと思うんですよね。もちろんクラブとしても応援してくれているみなさんとしてもお、僕としても選手としてももっともっと上を目指したいというのはありますけど、残留って簡単なことじゃないから、そこに対してみんなで力を合わせてこの結果を残せたというのは、関わる全ての人の力なんじゃないかなと思います。

――そういった中最終節琉球戦を迎えますが、どんな姿をサポーターの前に見せたいですか。

ずっと言い続けていますけど、前に向かって行く、ゴールに向かっていくということ。見に来てくれた方々が湧き上がるような集団、チームをみんなで表現できたらな、と思います。

――琉球は攻撃的で前に出てくるチームということで、ここ数試合前に出てくるチームと対戦していることもあり、ここ最近やっていることが生きてくると思いますが。

ここ数試合もそうですし、今シーズンこのメンバーで積み上げてきたものがきちんと出せれば、しっかり自分たちが望む結果が見えてくるんじゃないかと思います。

――いよいよ依田監督、福島での最後の試合となりますが、改めてこの試合への意気込みは。

僕が最後だから勝ちたいと言うよりは、勝利を期待してくれている方々を笑顔にしたい。そのためにも、選手が自信を持ってアグレッシブにポジティブに戦えるようにサポートしていきたいです。僕個人と言うよりも応援してくれているみなさんのために、あとはしっかりピッチで戦ってくれる選手のために、自分自身は頑張りたいなと思います。

(この後GK山本海人選手、DF雪江悠人選手、MF上畑佑平士選手のコメントをお送りいたします)

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