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カウンター攻撃機能し、J3優勝愛媛にシーズンダブル達成!積み上げが生んだ7戦ぶり勝利【第36節愛媛戦レビュー】

2023明治安田生命J3リーグ第36節

福島ユナイテッドFC4-1(前半3-0/後半1-1)愛媛FC
得点者
(福島)
24分、43分雪江悠人
29分森晃太
89分大森博
(愛媛)
57分オウンゴール

福島ユナイテッドFCは11月19日、明治安田生命J3リーグ第36節愛媛FC戦に臨んだ。

前半15分頃までは愛媛が猛攻を仕掛ける展開だったが、うまくその時間帯をしのいで迎えた24分MF森晃太の縦パスを受けたDF雪江悠人(登録上はDFだが、FW1トップ)がスピードを生かしてゴール前まで駆け上がり、左足でのシュートがポストに当たってゴールに吸い込まれた。

これで勢いに乗った福島は29分FW塩浜遼のスルーパスを受けた森が相手DF、GKを剥がしてゴールを決めた。さらに43分にはDF柴田徹のアーリークロスから雪江がヘディングシュートを決め、プロ初の1試合2得点を達成。前半だけで3点のリードを奪い、ほぼ試合を決定づけた。

57分愛媛は途中交代で入ったFW深堀隼平のクロスがDFに当たってしまい、オウンゴールとなるが、その後の愛媛の反撃もしのぎ続け、89分にはコーナーキックのチャンスを得ると、樋口寛規のコーナーキックにMF大森博が豪快に飛び込んでヘディングシュートを決めた。4-1と大勝。今季J3優勝を決めた愛媛に対しては唯一となるシーズンダブル(ホームでもアウェイでも勝利)を達成した。7試合ぶりの勝利であり、約3ヶ月ぶりとなるホームゲーム勝利という意味でも大きな勝利だった。

愛媛の出方を冷静に見極め、攻め込まれた時間帯をしっかり耐え、この試合の肝であったカウンター攻撃から先制できたのが大きい。その後はさまざまな形で得点することができ、このシーズン終盤に来て積み上げを見せることにも成功した。

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1.相手の背後を狙う形が大成功
2.得点の形に見えた今季の積み上げ

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