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スタメン入れ替えが不発で完敗。曲がり角にさしかかったチーム【第32節八戸戦後コメント】

2023明治安田生命J3リーグ第32節

福島ユナイテッドFC1-3(前半0-1/後半1-2)ヴァンラーレ八戸FC
得点者
(福島)
89分雪江悠人
(八戸)
21分前澤甲気
74分妹尾直哉

福島ユナイテッドFCは10月22日、明治安田生命J3リーグ第32節ヴァンラーレ八戸FC戦に臨んだ。

立ち上がりから八戸に押し込まれる展開が続き、21分MF稲積大介からパスを受けたDF蓑田広大がクロス。大外で待っていたMF前澤甲気にヘディングシュートを決められ先制を許してしまう。その後も福島は決定機がほとんど無いまま前半を0-1で終えた。

後半は少しボールを回せるようになり、決定機もつくれていたが、74分中盤でボールを奪われ、途中交代で入ってきたばかりのMF妹尾直哉にドリブルでゴール前まで持ち込まれ、ミドルシュートを決められてしまった。さらに77分ロングボールを受けたMF姫野宥弥が妹尾にパス。妹尾がもう一度姫野とワンツーを仕掛けてゴール前まで持ち込み、またもミドルシュートを福島ゴールに突き刺す。

福島は終盤反撃を見せ、89分MF上畑佑平士からパスを受けたFW樋口寛規がDFライン背後にパス。背後に抜け出したDF雪江悠人がシュートを決めて1-3と2点差に詰め寄ったが反撃もここまで。1-3と完敗に終わった。

先発メンバー4人を入れ替えて臨んだ試合だったが、結果的には連係ミスを生み、攻守とも機能しなくなってしまったのが最大の敗因だ。出場機会の少なかった選手を起用しての敗戦を受け、依田光正監督が今後6試合どうチームをマネジメントしていくのか。難しい舵取りを強いられる。

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1.抜擢した選手の良さを生かそうとしたが…
2.良い守備から入る必要があった

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