この敗戦こそが #依田光正 監督体制の本当のはじまり【第26節長野戦レビュー】
2023明治安田生命J3リーグ第26節
福島ユナイテッドFC0-1(前半0-1/後半0-0)AC長野パルセイロ
得点者
(長野)
15分佐藤祐太
福島ユナイテッドFCは9月9日、とうほう・みんなのスタジアムにて明治安田生命J3リーグ第26節AC長野パルセイロ戦に臨んだ。
試合が動いたのは15分、長野のボランチMF西村恭史がドリブルで中央突破を仕掛け、MF近藤貴史へとボールがつながり、最後はMF佐藤祐太に2試合連続ゴールを決められ、先制を許した。
その後前半はDF田中康介のクロスから何度か決定機が生まれたが、相手GKのファインセーブもあって、ゴールは生まれず前半を0-1で終えた。
後半はボールの保持率がさらに上がったが、相手の脅威になるような攻撃は生み出せず、選手交代も不発に終わり、0-1のまま試合終了。10試合ぶりの無得点、9試合ぶりの敗戦に終わり、依田光正監督就任後は初の敗戦となった。
ここまで全試合出場だったゲームキャプテンDF大武峻が欠場ということで、前節の脱臼での交代から復帰したDF鈴直樹を3バックの真ん中で起用するなど、意欲的な選手起用もあったが、こちらの攻撃のキーマンをうまく抑えられ、特に後半は効果的な攻撃を仕掛けられずに終わった。
どんなに好調なチームでも、相手の研究は進んでいくので、いつかは敗れる。軸がブレないことは重要だが、分析が大いに進んだ昨今では、常にチームは変化していかなければ勝ち続けることはできない。ここからが依田監督、そして選手たちの本当の勝負が始まる。
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1.攻撃のキーマン抑えられ、ゴールへの推進力低下
2.鈴の3バック中央起用は面白かったが…
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