MF遊佐克美、初めてのサッカーフェスティバル開催を終えて「子どもたちのためにと始めたが、途中から自分が楽しくなってしまった」【ニュース】
12月17日開催された「第1回遊佐克美サッカーフェスティバル2022~子供たちを笑顔に~」。遊佐の努力で福島のサッカーレジェンドを集め、子どもたちとふれあいの場を設けた。開催後、福島ユナイテッドFC MF遊佐克美の囲み取材が行われた。
――イベントを終えての感想は。
このために準備してきて、短い間で準備したのですが、やっぱり主役は私たちじゃなくて子どもたちなんだな、と再確認できました。脇役として私たちがこういった場、環境づくりをできれば、子どもたちがもっと楽しく笑顔あふれる場をつくれるんだなということが分かったので、もう感無量です。
――どういった経緯でこのイベントを立ち上げられましたか。
そんなストーリー性も無いのですが、単純に子どもたちはこれからの福島、日本、世界をつくっていくので、私たちはいろんな経験をさせてもらいましたけど、そういう経験からサッカーというツールを通して子どもたちがどんなところでも楽しく、笑顔でいろんな仲間と助け合ったり競い合ったりしながら成長してもらいたいですし、それを感じ取ってもらいたいです。その中で福島ゆかりのプロ選手は少ないですけどいますので、そういう選手とふれあうことによって何か頭の中に残って、それが今後の人生に役立ってくれればと思います。
――福島を盛り上げたいという気持ちはありますか。
福島を中学卒業後離れて広島に行って、3年前まで人生の半分以上は福島を離れていました。海外に10年住んでいましたけど、福島ユナイテッドFCに戻ってきて、福島というものはやはり自分の中でキーワードとしてあります。選手としては契約満了になりましたけど、まだできることはありますので、できることから始めようと思ってやり始めました。
――今後の展望は。
今後の展望は正直何も無くて、一つ一つ何ができるか、何をやらなければいけないのか、そして自分がやれるのかというものをやりながら考えていきたいです。でもこの行動は、いろんな人たちに助けてもらって、周りの人たちがいないと何もできないと感じました。そのために自分がまず勇気を持って一歩踏み出す、それだけで行動を起こすことによって夢物語みたいなものが大きくなる、そして助ける人が出てくるということが答えとして分かったので、常に行動し続けてやっていきたいと思います。
――今後このイベントをどうしていきたいですか。
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