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【速報/無料記事】DF鈴木翔登が現役引退を発表。今季天皇杯福島県予選1試合出場もJ3リーグ出場無し

福島ユナイテッドFCは6月23日、DF鈴木翔登の現役引退を発表した。→公式サイトのリリース

DF鈴木翔登は埼玉県出身の29歳。流通経済大を卒業後、2015年ロアッソ熊本に加入。2017年にはギラヴァンツ北九州に期限付き移籍し、2018年再び熊本に復帰。2021年カターレ富山に完全移籍するも、J3リーグ出場2試合にとどまり、今季福島に完全移籍していた。

ベテランらしく、どんな時も全力でトレーニングに臨み、時には若手選手に厳しい声をかけつつも、よくコミュニケーションを取りながら、チームになじもうと努めていた。ただ、天皇杯福島県予選準決勝東日本国際大戦での出場はあったものの、J3リーグではベンチ入りこそ6試合あったが、試合出場が無かった。

前節FC岐阜戦で、熊本時代共に過ごしたGK山本海人と試合後抱き合い、共に涙を流す場面があったが、その時には既に引退を決意していたのかもしれない。

取材した6月23日の練習には鈴木の姿が無かった。7月2日の明治安田生命J3リーグ第15節カターレ富山戦で引退セレモニーが予定されている。ぜひとも今後の人生が幸多きものになることを願っている。

現役生活、本当にお疲れさまでした。半年間、ありがとうございました。

(7月2日の引退セレモニー後に鈴木選手惜別コラムをお届けする予定です)

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