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【トピックス】シーズン移行に関するオンライン囲み取材

12月19日、Jリーグ理事会での2026-27シーズンからのシーズン移行決定を受け、モンテディオ山形でもクラブの相田健太郎社長がメディア向けにオンラインで取材に応じた。以下はその一問一答。

【冒頭あいさつ】

相田健太郎 モンテディオ山形代表取締役社長

皆さん、こんばんは。遅い時間にも関わらずお集まりいただいて、ありがとうございます。
冒頭、(広報)原田のほうからもありましたように、本日のJリーグの理事会において、2026-27シーズンからシーズン移行されることが決定されました。ただし、残されたいくつかの課題を解決することが必須という形になりますので、そこについてはしっかりとクラブの意見を踏まえ、今後もしっかりと議論に参加していきたいと思っております。

また、7月にファン・サポーターの皆様とお話をいろいろとお伺いさせていただく時間も取らせていただきましたが、そういったご意見も踏まえ、社内では我々のほうでいろいろと課題をあぶり出したところ、今回の決定に至った理由としては、クラブすべての部門と話をし、モンテディオ山形としてはシーズン移行に対して対応可能という判断をしたうえで、賛成票を投じるような形となっておりますので、私個人の意見ではなく、クラブの意見として賛成をしております、ということをあらためてここに皆様にご報告させていただきます。

ポイントは今回、いくつかあると思っております。ただ、一番の部分というのは、AFCチャンピオンズリーグの日程がズレたことだったり、シーズン中、海外クラブへの移籍による戦力低下があります、とか、多くの部分というのが、我々、いまJ2のクラブとして考えたときに、直接的なヒットをしてないものにはなるんですけれども、今後、我々が上に上がっていくことを念頭に活動していくうえで、ここについては真摯にとらえたうえで考えていかなければいけないのかなと思っております。

また、6月、7月のところがシーズンオフというような形になりますが、やはり猛暑の時期のパフォーマンス低下ですとか、あとは気候変動ですね。当然、降雪地域のクラブである我々も関係することではあるんですけれども、一方でその時期に、さまざま天候による被害を受けている地域があることも事実ですし、実際、山形県内においても暑さで命を失った方がいるような状況もございますので、そういった部分を鑑みたうえで、我々としては前向きにとらえる部分かなというふうに考えております。

あとは、施設のお話ですとか、そういった部分もいろいろと議題には出てきているんですけれども、我々の場合、大変ありがたいことに、山形県はじめ多くの皆さんのご協力により、施設を確保できる状況も持っていますし、そこの部分は大きな課題じゃないのかなと考えておりますが、唯一、僕らとしてはしっかりと対応しなきゃいけないと思っているのが、移行期の約3ヶ月における売り上げがどういった形で入ってくるかわかりませんので、そこについては我々だけではなく、Jリーグに参加しているクラブすべてだと思いますが、他クラブも含め、どういうような形でしっかりいままでどおりの対応ができるか、ということを考えていきたいと思っております。

私たち自身は、今回の件に関して言うと、商環境の大きな変化というふうにとらえていて、決まったことについて、後ろ向きな発言や行動をするのではなく、降雪地域のクラブとしてどうやっていくんだろうという、マーケット環境にとって逆に前向きにとらえながら、よりファン・サポーターの皆さんに楽しんでいただけるようなコンテンツになれるよう、全力でみんなで対応していき、やっていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

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