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【トピックス】貫禄の回答、そして最高のプレゼント @山形市立楯山小学校 モンテディオ山形「夢クラス」

ゲストティーチャーの石川竜也選手、阪野豊史選手を体育館に迎えたのは、山形市立楯山小学校の6年生、31名。

夢の発表は小グルーブごと、車座になって。石川選手は同じ目線の高さで、興味深そうに聞いていた。


ミニゲーム対決やドリブル対決、PK対決などさまざまなアトラクションで盛り上がったあとは、車座に座っての夢の発表。2人の選手は常に笑顔で、子どもたちと汗をかいたり、目を見て話をしたりと濃い時間を過ごした。

そしてお待ちかね、子どもたちからの質問コーナー。最初の質問は「モンテディオ山形で一番仲がいいのは誰ですか?」
1本のハンドマイクをこのとき持っていた阪野選手が先に回答した。

夢について話をする阪野選手。じつは大学進学時にサッカー以外の道を進もうと思った過去を話したあと、サッカーで誰にも負けないと思って頑張っていたから、いま仕事ができている」と努力の大切さを説いた。


「僕、結構旅行とか行くのが好きなので、ふらっとどこかに出掛けられる人、急に誘っても大丈夫な人と仲がいいです」。そして「汰木選手とか、児玉選手とか」と具体的な名前を挙げた。

その阪野選手からマイクを渡された石川選手の回答は貫禄十分。
「僕はチームで一番年が上なので、誰に言ってもみんな『はい』ってなる。『行こう!』『はい!』ってなるので、みんな仲がいいと思います」

じっと聞いている子どもたちのそばで、取材してる大人がくすくす笑ってごめんなさい。

楽しく時を過ごしたが、選手2人のこの日一番の笑顔は終盤に見られた。子どもたちからのお礼の応援。チームのチャント「ネシア」に続いて、歌われたのは、

「イシカワタツヤ、イシカワタツヤ、俺たちとともに行こう〜♪」

石川選手のチャントだった。肩を組んで左右に飛び跳ねる様子を眺める石川選手は満面の笑顔。さらに…

「サッカノ、トーヨフミー、ラララ、ゲットゴール♪」

子どもたちからそれぞれ自分のチャントをプレゼントされた2人はこの笑顔。

さすが、NDスタでの全校応援で知られる楯山小学校。移籍1年目の阪野選手も自身のチャントを目の前で聞いて、感動とうれしさが混じった表情で子どもたちを見つめていた。


(文・写真=佐藤 円)

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