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【トピックス】「山の神」vs「山田の神」PK対決の結末は・・・?「夢クラス」@山形市立楯山小学校

山形市立楯山小学校の夢クラスには山田拓巳と佐藤優平の2人がゲストティーチャーとして招かれた。自己紹介のあとにさっそく行われたレクリエーションは、こおり鬼やひやし鬼などの鬼ごっこをしたあと、選手たちとのPK対決やリフティング競争と続いていった。

そしてそのPK対決では、市内のサッカークラブに通う小西翼君がGKとなってキッカー山田の前に立ちはだかったが、身につけているのは「GISHI」というネームが入ったキーパーグローブだ。山の神と呼ばれるGK山岸範宏から直接このキーパーグローブを貰ったそうで、今回の夢クラスにそれを持参していたのだ。

キッカー山田のシュート。それなりに近いが山田もしっかりと蹴って強烈な音を響かせていた。

キッカー山田のシュート。それなりに近いが山田もしっかりと蹴って強烈な音を響かせていた。

「山の神」の魂を身にまとった小西君は、周りの児童からの「ギシ頑張れ!」というエールを受けながら山田や佐藤の蹴るプロのシュートに果敢に立ち向かい、山田の蹴ったシュート3本のうち2本目を見事にブロックした。
そして攻守が変わり、今度は山田が「GISHI」のキーパーグローブを身につけ、山の神ならぬ「山田の神」に変身する。児童たちのシュートを受けていたが、ゴールまでの距離が近かったこともあり、他の児童もゴールを連発。「みんな上手いな~」といいながらゴールを許していた。

そしてキッカーが小西君になると、「山の神」vs「山田の神」はいよいよ最終局面を迎える。山の神が宿った小西君が思い切りボールを蹴ると、シュートはゴール右隅を捉えていたが、山田がここにきて全力でシュートに反応。山の神のシュートを防いでいた。

キッカー「山の神」。それまでは半身だった山田の神が正対して構えていた。

キッカー「山の神」。それまでは半身だった山田の神が正対して構えていた。

「山田の神」からゴールした児童が佐藤優平とハイタッチ。

「山田の神」からゴールした児童が佐藤優平とハイタッチ。

このPK対決はどちらもシュートを防いで引き分けという結果に終わったが、大人とプロの実力差を考慮すれば、「山田の神」よりも「山の神」の力が勝ったと言えるだろうか。対峙した山田の神も「左利きでめっちゃ上手かったですね。やられました」と力負けを認めるコメントを残していた。

ともあれ、サッカーで盛り上がって山田や佐藤と交流を深めた楯山小学校の児童たち。その後も山田や佐藤の夢を叶えるためのアドバイスに真剣に耳を傾けていた。

佐藤優平とはリフティング競争で交流。最後まで続けた佐藤に続いて残っていたのは小西君だった。

佐藤優平とはリフティング競争で交流。最後まで続けた佐藤に続いて残っていたのは小西君だった。

「GISHI」のネームが入った山の神グローブ。夢クラスのデコレーションとしても飾ってあった。 「プロのシュートは迫力がありました。自分の夢を叶えられるように頑張ろうと思いました。将来はデ・ヘアや山岸選手のようなGKになりたいです」と小西君。

「GISHI」のネームが入った山の神グローブ。夢クラスのデコレーションとしても飾ってあった。
「プロのシュートは迫力がありました。自分の夢を叶えられるように頑張ろうと思いました。将来はデ・ヘアや山岸選手のようなGKになりたいです」と小西君。

夢クラスならではの夢に向かうアドバイスも送る2人。 山田「僕自身も、みんなが遊んでいる時にサッカーをしたりして、周りの友達よりも努力してきた時期もありました。やっぱり努力しないと夢を叶えるのは簡単ではないです」 佐藤「子供の頃はサッカー選手になれると思っていたけど、高校を卒業した時になれなくて恥ずかしかったですね。だから大学に入ってから90%はサッカーの生活を送っていました。勉強とサッカーは両立しなきゃいけないんだけど、夢を叶えるためなら極端になることも必要です」

夢クラスならではの夢に向かうアドバイスも送る2人。
山田「僕自身も、みんなが遊んでいる時にサッカーをしたりして、周りの友達よりも努力してきた時期もありました。やっぱり努力しないと夢を叶えるのは簡単ではないです」
佐藤「子供の頃はサッカー選手になれると思っていたけど、高校を卒業した時になれなくて恥ずかしかったですね。だから大学に入ってから90%はサッカーの生活を送っていました。勉強とサッカーは両立しなきゃいけないんだけど、夢を叶えるためなら極端になることも必要です」

(文・写真=嶋 守生)

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