【愛媛vs山形】レポート:結果は追いつかれてのドロー。それでも、磨かれ続けるダイヤモンド
■2016明治安田生命J2リーグ 第2節
3月6日(日)愛媛 1-1 山形(15:04KICK OFF/ニンスタ/5,084人)
得点者:7’大黒将志(山形)88’阪野豊史(愛媛)
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7分、ディエゴから右スペースへ送られた縦パスに飛び出したのは大黒将志。中央へ切り返してマークを振り切り、ボールに追いつくと左足を鋭く振り抜きニアを射抜いた。チームへの加入後初めて公式戦のピッチに立ったストライカーが、早くも期待に応える一発でチームを先制に導いた。
序盤のこの1点はモンテディオにとって優位な条件ではあったが、同時に、ポテンシャルを抑える要因ともなった。
この試合でモンテディオは中盤ダイヤモンドの3-6-1を採用。キャンプ期間中に一貫してトライしてきたこのシステムが開幕戦で採用されなかった理由の一つに、「後ろに重くなり、前線で起点が作りづらくなるため攻撃で押し上げにくい」という課題があった。加えて、昨シーズンの反省から、アグレッシブに前を目指すだけでなく、落ち着かせる戦い方やしっかり耐える戦い方も取り入れ、使い分けをより意識して取り組んできた。
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