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【柏vs山形】吉田達磨監督(柏)記者会見コメント「(山形相手に)とにかくどうやって針をぶっ飛ばすかは一つのテーマでした」(2778文字)

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第11節
9月20日(日)柏 0-0 山形(19:03KICK OFF/柏/10,520人)
公式記録(山形公式)
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●吉田達磨監督(柏)
「お互いに言えることだと思いますが、非常に悔しいゲームでした。山形の5,6試合をスカウティングをして、彼らのプレッシングと速攻と、ほとんどチームが主導権を握れない試合ばかりやっていて、僕らのスカウティングの方も、これで負けてるんだね、このチーム簡単じゃないね、という話で、とにかくセカンドボールの争いと、彼らが勢い良く出てくるその次のスペースという所を冷静に見ることと走ること、という本当に基本的なことをこのゲームに入るにあたり、確認して臨みました。
戦ってみると本当に激しいプレッシャーの中、ただ我々の選手達も予想通りというか、予定通りというか、スペースを見つけてプレーして、本当に最後のクオリティの所、落ち着きの所に課題としては行き着くようなゲームだったと思います。選手達とも今話しました。何がやれたということもそうですけど、ピンチになったシーン、ボールの失い方云々ではなく、カウンターの時に局面の対応、ロメロもそうですし、ディエゴもそうですし、川西くんもそうですし。かなり能力の高い選手がそろっています。彼らに対してどう対処していくかという所をもう少し学ばなければ、こういった試合でカウンターから時々訪れるピンチでいつもヒヤヒヤしなければいけない。それを個人としても周りで見ている選手達も一緒になって解決していこう。そこに声が出るようにしていこうという話をしました。
サポーターからブーイングもありましたし、それが当然とか残念とかそういうことでなく、応援してくれていることは事実ですし、それだけ期待値も高まっている。もっとやれよと。ただ我々は、山形という相手はまるで簡単じゃないという事は分かって臨んでいたので、しっかりとしたサッカーをする、攻めるということを90分やり通した。幾つかのカウンターに至る所で、大間違いじゃないけど、そのペースを握るには精度を上げなければいけない応対があった事を、しっかりと課題として、次に向かって行きたいと思います。長くなりましたが」

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