浦女の前に敵はなし レッズレディースがアジアナンバーワンに輝く
(Report by 河合貴子)
女子版ACLプレ大会で、アジア王者に
アジアの女子のNO.1を決めるACLのプレ大会として開催された『AFC Women’s Club Championship 2023』で、三菱重工浦和レッズレディースは見事にアジア女王の座に輝いた。歓喜に満ちた「We are REDS!!」の雄叫びが、浦和の聖地の夜空に響き渡った。
昨年の11月にタイで開催されたグループステージでは、圧倒的な力の差を見せつけ(ケララFC戦8‐0 バンコクFC戦6‐1 花蓮女子FC戦6‐0)決勝進出を決めた。だが、今年になってAFCは決勝を開催しないことを決定するも、事態は一転して急遽浦和駒場スタジアムで開催するが決まり、WEリーグも佳境を迎える慌ただしい中での決勝戦となった。
決勝の相手は、韓国のWKリーグ11連覇中の名門クラブである仁川現代製鉄レッドエンジェルズだ。選手入場と共に浦和を愛する人々の「We are REDS」の力強い後押しを受けた浦和ではあったが、慣れない舞台に緊張が見られボールは保持するものの3‐4‐3のワイドが下がり5バックにした仁川をなかなか切り崩せない展開になってしまった。
13分にバックパスを受けた長嶋玲奈選手が相手のプレスに気づかずボールを失しなってしまいルーズボールを拾ったイ・ソヒ選手に強烈なミドルシュートを決められて失点。
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