浦レポ by 浦和フットボール通信

ヘグモ監督がルヴァン杯で、鳥取を崩し切るために考えるポイントとは?

(Report by 河合貴子)

ルヴァンカップで鳥取と対戦

YBCルヴァンカップは、Jリーグが開幕する半年前の1992年の秋に『ナビスコカップ』として始まり時の流れのともに変化を遂げてきた大会だ。そして今シーズン、また新たな局面を迎えた。各カテゴリーに関係なく、Jリーグに所属する全60クラブが参戦して頂点を目指すことになった。

1stラウンド2回戦から登場する浦和は、Axisバードスタジアムに乗り込みJ3のガイナーレ鳥取と対戦する。鳥取は、10試合を終えた段階で3勝4分け3敗の成績で10位だが、鳥取の代表取締役GMを務める元浦和の岡野雅行氏の下『野人魂』でジャイアントキリングを狙ってくるはずだ。

ヘグモ監督は「日本の典型的なまとまったハードワークするチームですので、我々もトップレベルで戦わないと勝てない」と厳しい表情をした。そして「このような試合では、まずは正しいメンタリティを持って挑まないといけない。試合の開始直後から、いい状態でプレーをできるようにしないといけない」と身を引き締めていた。

鳥取には申し訳ないが、選手たちのスキルを考えると浦和に分がある。おそらく、浦和がボールを支配する時間が長くなるはずだ。しかし、リーグ戦で今シーズン初の連敗を喫したG大阪戦を見ても分かるように、どんなに浦和のポゼッション率が高くても決定機を生かしきれずに、相手のたった1本のシュートで負けることもある。

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