2024.04.04

岩尾憲「プレスの整理も含めてコンパクトに保ちながらプレスを成立させる所がうまくいってない」【FC東京戦選手コメント】

2024年04月04日 8時45分　
カテゴリ：レッズ試合レビュー • 試合後選手コメント
タグ : FC東京 • photo • 岩尾憲

岩尾憲選手

（まず試合全体を振り返ってみてどうか）

まずは守備のところでアグレッシブに自分たちからアクションを起こして、ゴール前に行こうという所が、多少の行き方を変えたりすることも含めて、トライして良い形でボールを奪うシーンもありましたし、カウンターを仕掛けたところで、もう1点とれているとまた違ったかなというところはありますけど、じゃあ取れなかったら取れなかったで、相手の時間帯とか、後半、相手が少しやり方を変えてボールを保持する時間が長くなった中で、自分たちがどう変化させるのかとか、その時間をどう守るのかという所が、もう少しピッチの中で揃うと良かったと思います。

前半から0トップ気味に荒木選手が行こうとしたり、松木選手が行こうとしたりしているというのは、スカウティングでもあった中で、少しラインが重たくなってしまって、相手にスペースを与えてしまうシーン、相手に自由を与えてしまうシーンが、かなり目立っていたので、そもそもセカンドボールのルーズボールのところをバトルできるかというところと、借りに負けたとして、それがどうなるかなと見ているんじゃなくて、よりどんなことが起きても反応できるような、そのようなアラートさが少し欠いたかなっていう印象が守備のところではあります。

攻撃のところは、相手も非常にハードワークをして、スライドだったりとか、縦にラインを上げ下げを含めて、非常にコンパクトに保ってくる中で、うまく自分たちのビルドアップを成立させられなかったところが多いので、その辺は映像を見てみないと分からないところが今日の試合に関してはたくさんあるんですけど、どうすればビルドアップのところで解決できたかなっていうのは、少し答えの見つけにくい試合だったかなと思います。

（チームとしては、渡邊凌磨選手が1つ前のウィングの位置入って、どうやって彼を生かしていこうという狙いがあったのか）

（残り 2887文字／全文: 3678文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。