FWで先発の高橋が起用に応え、清家は5試合連続得点をマーク。チームは4連勝でI神戸を追従する【WE第12節 千葉L戦】
(Report by 石田達也)
苦しい展開もアウェイで勝ち切る
敵地で行われたWEリーグ第12節・ジェフユナイテッド市原・千葉戦に2―1で勝利し4連勝を飾った三菱重工浦和レッズレディース。試合後に楠瀬直木監督は「前半はチャンスがあったが後半、受けてしまった部分もあった。千葉Lが底力を見せてきた。以前であれば失点しているところを弾き返したり、落ち着いているのを見て成長を感じている。もう1点取りたかったが無事に勝ち点3が取れて良かったと思っている」と振り返った。
今季、千葉Lとは公式戦での対戦は4度目。カップ戦では2-2、リーグ戦では2-0、皇后杯でも2-0と2勝1分。まだ浦和から勝ち星を挙げられない千葉Lにとってはホームゲームでもあり一泡吹かせたい試合でもあった。
立ち上がりはホームチームがペースを握る。1分、左サイドのクロスに逆サイドの選手が合わせるもサイドネットとなり肝を冷やした。流れを変えたい浦和は、この日、1トップに構えた高橋はな選手が、その起用に応えてみせる。8分、相手陣内でプレスをかけるとボールを持つセンターバックに体を当ててインターセプト。中央に運び右足を振り抜きゴールネットを揺らした。「守備の形はチームで共有し狙っていた。そこの守備から奪えたのはいいこと。シュートシーンは足を振ろうと思って振り抜いた。打ち込むことだけを意識した」(高橋選手)。
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