浦レポ by 浦和フットボール通信

2024シーズン開幕に向けて、各クラブの選手たちの勝利への熱い思いが交差【2024Jリーグ開幕PRイベントレポ】

(Report by 河合貴子)

Jリーグ開幕を告げる開幕PRイベントが開催される

一雨ごとに春の訪れが近づくとともに、2024シーズンJリーグの開幕も近づいてきた。2月23日の浦和対広島を皮切りに今シーズンもピッチで熱い闘いがもうすぐ始まる。開幕戦まで、あと4日と迫る中、「プレスカンファレンス」から「2024Jリーグ開幕PRイベント」とタイトルを改めて開催された。

初めに野々村チェアマンが「Jリーグは昨年、開幕30周年という一つの節目を迎えました。次の30年に向けて今シーズンは新たなスタートとなる重要な1年になると位置づけております」と身を引き締めて挨拶をした。

そして、4つのトピックスを掲げて昨シーズンを振り返った。

1:入場者数がコロナ前までと同水準まで戻った。
2:メディアの露出の量が約3倍増になった。
3:リーグ+全60クラブの売り上げが1700億円という過去最高になった。
4:2026年シーズンに秋春制に移行することが決定。

それを踏まえて「Jリーグが世界1位のリーグになる。Jリーグの選手が中心となって構成される日本代表がW杯で優勝することが、30年後に実現したいと考えたときの第1歩のシーズンだ」と究極の目標を掲げた。今シーズンからJ1は20クラブとなり、さらにYBCルヴァン・カップではJリーグの全クラブが参加しカテゴリーを越えた熱い闘いが期待されることになった。

また、「アジアで勝ち、世界と対等に闘えるように」と中東などからの審判を招聘したり世界基準を体感する重要性を話し、選手の契約制度の見直しや選手の育成への助成金制度を施設することを明らかにした。

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