氷点下の札幌から20度以上あるベトナムへ、勝てば可能性を残せる試合【轡田哲朗レッズプレビュー/ACLハノイ戦】
(Report by 轡田哲朗)
主力級が基本的に帯同、東西南北に広いアジアの難しさ
浦和レッズは12月6日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループ最終戦でハノイFC(ベトナム)と対戦する。リーグ最終節の北海道コンサドーレ札幌戦をアウェーで戦ってから中2日でベトナムでの試合をしようというのだから大変なのは間違いない。札幌はドームだったのであまり実感はないが、氷点下の土地からいきなり気温20度で湿度70%という気候になりそうな土地にいくのだから、東西南北に広いアジアの大会の難しさを実感する瞬間だ。仮にオーストラリアのチームと同組でここがアウェーなら、夏の地域に行くわけだから。
現在の大会では、東西5グループずつの首位チームが無条件突破、2位の5チームのうち上位3チームが突破になる。すでに東地区では3グループが少なくとも勝ち点9以上の2位が発生することが決まっているため、5試合を終えて勝ち点7の浦和はハノイ戦に勝利しない限り突破の可能性が消える。そして、勝ち点10で突破できる他会場の結果が出た時には、ヴァンフォーレ甲府のグループでレアケースのスコアが出ない限り浦和が得失点差で上回ることが決まっているので、このゲームで可能な限り点差をつけるような無理をする必要はなくなっている。
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