浦レポ by 浦和フットボール通信

状況はすでに崖っぷち、いつだって難しく楽しいアウェーの鹿島戦【轡田哲朗レッズプレビュー/鹿島戦】

(Report by 轡田哲朗)

負傷者が戻りつつあり、選択肢が広がるのは好材料

浦和レッズは10月28日に鹿島アントラーズとリーグ第31節のアウェーゲームを戦う。首位のヴィッセル神戸とは直接対決を残すものの勝ち点8差で残り4試合。つまり、このゲームを浦和が引き分けか負けで終えた時に神戸が勝つと、可能性が完全に消える。この点からも勝利以外に価値のない崖っぷちにあることは間違いない。前日の27日に前倒し開催だった試合で引き分けた名古屋グランパスは脱落が決まり、サンフレッチェ広島と鹿島も前節で脱落している。もう、そういう時期なんだと実感する。

浦和は24日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の浦項スティーラーズ(韓国)戦から中3日で臨む試合で、海外遠征のゲーム出なかったことだけが救いながらも決して楽な日程ではない。アレクサンダー・ショルツが浦項戦を飛ばし、岩尾憲もプレータイムを短く終わった。酒井宏樹と荻原拓也や半分ずつのプレーで、大久保智明、中島翔哉、明本孝浩、ブライアン・リンセン、アレックス・シャルクが負傷から戻ってきている状況にある。プレータイムに制限がないかどうか、トップコンディションで調子の良い状態か言われると分からないが、人数的にはそろってきているし選択肢もでき始めたことはポジティブなことだろう。

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