簡単ではない再開初戦、嚙み合うまでの時間を我慢したい【轡田哲朗レッズプレビュー/天皇杯 名古屋戦】
(Report by 轡田哲朗)
アジアにつながるタイトル、重要度は高い
浦和レッズは8月2日に天皇杯4回戦で名古屋グランパスと戦う。前回の公式戦が7月16日のセレッソ大阪戦で、その翌日から8日間のオフを取っていたことからもリフレッシュに主眼が置かれた。そこから10日間ほどの準備期間で臨む試合だが、28日に行われたFC東京とのトレーニングマッチに内容は不明だが3本トータル0-4の厳しい結果が出ているように、コンディションやフィーリングのところは高めていかなければいけない状態にあると予想される。
そうした中での再開初戦が名古屋という今季のリーグ戦で3位につけているような強さがあり、かなり守れるチームというのは決して楽ではない。彼らはマテウス・カストロがサウジアラビアへの移籍が決まったというニュースがあるが、浦和もまた選手が少し入れ替わっている。互いに上位につけているリーグ戦との兼ね合いをどう考えるかもまた頭を悩ませるところだが、浦和は基本的にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)につながる天皇杯は伝統的に大切な大会として扱ってきている。今季はマチェイ・スコルジャ監督とクラブの間で「2番目に優先度の高い大会」という話し合いがあるというのは、この大会の開幕時の記者会見で話されていた。
(残り 1185文字/全文: 1726文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ