総合力が求められる後半戦 新加入の安部裕葵にはオフ・ザ・ボールの動きを操るようなプレーを期待【浦和レッズの前半戦を振り返る後編】
マチェイ・スコルジャ監督就任一年目となった2023シーズンは、ここまでリーグ戦4位、ACL優勝、ルヴァンカップはベスト8進出、天皇杯はベスト16進出とどのタイトル獲得も可能性を残している状況です。その浦和レッズの前半戦の戦いを河合貴子さんと振り返りました。後編は後半戦に向けて。前編はこちら
タイトな日程の後半戦
椛沢:後半戦に向けては、まだ首位の神戸との勝ち点差は7で、まだまだ優勝争いには絡んでいる状況です。ただ後半戦は、ACL予選も入ってきて、かなり日程がタイトになります。
河合:さらに、この暑さの中で、残暑も厳しいだろうし、どうやって乗り切っていくんだろうという不安要素はある。前から激しくプレスをかけて、途中で足が止まっちゃうかもしれない。考え方によっては交代枠が5もあるんですから、そこは組織力で乗り切っていくしかないと思う。その交代枠をうまく使える監督だと思うので、選手は90分間ピッチに立ちたいと選手は思うかもしれないけれども、行ける所まで出し切ってプレーしてほしい。
椛沢:もう出し切って、その後は途中で交代するという感じですね。
(残り 3434文字/全文: 3905文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ