マチェイ監督が「私にとってリベンジの番だ」と開幕戦で敗れたFC東京戦に闘志を燃やす
(Report by 河合貴子)
5万人入りが予想される埼スタでの試合
過酷なスケジュールを何とか乗り越えながらも、リーグ9試合連続無敗(5勝4分け)の浦和は、上位戦線に踏みとどまるためにも勝ち点をしっかりと積み上げていきたい。ナイトゲームとはいえ、否応なしに蒸し暑さが選手たちの体力を奪っていくはずだ。だが、それは対戦相手も同じことだ。言い訳は無用だ。
しかも次節の対戦相手は、今シーズンの開幕戦でチームの完成度の違いを見せつけられ0-2と完敗したFC東京だ。FC東京相手に、走り負けたくないし、球際にもしっかりと勝ってゲームを支配して完封勝利を飾りたい。
マチェイ・スコルジャ監督は「私にとってリベンジの番だ」と闘争心をむき出しにした。開幕戦当初と違い浦和のチーム力は発展途上ではあるが、確実に上がってきているのは成績から見ても分かるように事実だ。
「今季、浦和は柔軟に状況に合わせることが必要だ」とスコルジャ監督は感じていた。そして「(試合の)立ち上がりから終わりまで、ボールポゼッションが70%ぐらいで、ハイプレスをかけながらゲームをコントロールするのが理想だ」と話し「そこに向かっていくプロセスの最中だ。前節の鳥栖(2-1)戦は、中2日で挑んだ試合だ。我々は攻撃的にいきたいが、状況的にミドルゾーンで構える、もしくはローゾーンで構える、そこからカウンターで点を獲る流れになった。それは、我々がカウンター狙いのチームではなく状況に合わせたものだった」とニヤリと笑った。
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