浦レポ by 浦和フットボール通信

攻撃パターンの練習ではゴールへの意識を強化【レディース練習レポ】

(Report by 河合貴子)

総力戦で挑むGW3連戦

天気予報通りの冷たい雨が降る続く中、三菱重工浦和レッズレディースの選手たちは元気一杯に優勝に向けてしっかりと準備をしていた。

嬉しいニュースとしては、右膝前十字靱帯損傷で長期離脱を余儀なくされてきた池田咲紀子選手がようやく部分合流を果たしたことだ。アップのみの参加であったが、復帰が近づいてきているようだ。また高橋はな選手も「そろそろインタビューしてください」と塩越柚歩選手に伝言を頼むほど回復してきている。

楠瀬監督も「もしかしたら(プレーが)できるんじゃない!?と思うほど良い感触できている」と嬉しそうであった。長船加奈選手は再発ではないが、大事を取って別メニュー。佐々木繭選手も前節の仙台戦の影響を受けて別メニューとなり、一法師央佳選手を含めて完全に別メニューが4選手だけであった。

1試合少ない状況で浦和は、2位のINAC神戸レオネッサ(浦和と同じ12試合)との勝ち点は3差で首位だ。1試合多く消化して3位につけている日テレ・東京ヴェルディ・ベレーザとは勝ち点4差だ。首位に立っているとはいえ、残り8試合を油断せずにWEリーグ制覇に向けて勝ち点を積み上げていきたい。

次節のノジマステラ・神奈川相模原戦から始まるゴールデンウィークの3連戦をいかに乗り切っていくかが重要だ。浦和はアウェイ広島戦のあとに、3連戦のラストに東京NB戦が控えている。連戦はお互い様であるが、東京NBはWE ACTION DAYがあり2連戦で移動も関東近郊で条件的に優位となっている。

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