浦レポ by 浦和フットボール通信

2トップ変更で攻撃が活性化 仙台との撃ち合いを制す【河合貴子 試合のポイント/WE20節仙台戦】

(Report by 河合貴子)

GW3連戦を3連勝で終える

首位を独走するINAC神戸レオネッサとの勝ち点は12ポイント。三菱重工浦和レッズレディースが勝てば、神戸の優勝に待ったをかけることができる。緊迫した状態の試合が続く中、浦和は中3日で仙台に乗り込んだ。

ゴールデンウィークの3連戦、スタメンを代えずに挑んだ浦和。対するマイナビ仙台レディースは、中2日の連戦で前線に白木選手と池尻選手、トップ下に原選手を置き3-5-2と前節のAC長野パルセイロレディース戦から6選手入れ替えて攻撃を活性化してホーム最終戦での勝利を狙ってきた。

浦和のキックオフで開始した試合は、立ち上がりこそは浦和がFKやCKからチャンスを迎えたが、徐々に流れは仙台へ。8分、ロングフィードに抜け出した矢形選手のマイナスのクロスに合わせた白木選手のシュートを高橋はな選手がブロック。そのこぼれ球を拾って仙台は厚みのある攻撃を仕掛けてきた。

楠瀬監督が「仙台さんのプレッシャーで、思ったようにゲームをコントロールできずに・・・。守ってクリアするぐらいだった」と前半を悔しそうに振り返るほど、浦和は決定機を作り出せなかった。

18分、右サイドで攻撃の起点となっていた矢形選手が負傷交代すると、浦和はしっかりとボールを繋いでいくものの、連戦の疲れからなのかパスのずれが生じてしまった。

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