真っ向勝負かプランBか、モチベーションの問題とは別に見せるべきもの【轡田哲朗レッズプレビュー/横浜FM戦】
(Report by 轡田哲朗)
ここ4試合の流れと、2週間の準備期間がある試合
浦和レッズは29日にリーグ戦の33試合目で横浜F・マリノスとアウェーゲームを戦う。このゲームではマリノスが勝利した上で川崎フロンターレがヴィッセル神戸を相手に引き分け以下で終えると、その場でマリノスの優勝が決まる。それだけに、必要以上の注目を集めるゲームになるといえるだろう。
前回の対戦では前半に3失点したところから、後半の3得点で追いついた。そのゲームを私はそんなに前向きに捉えていないけれども、どちらかと言えば自分たちのやり方をどんな相手にもぶつけるタイプであり、出入りの激しい試合をすることもあるチームだと言えるだろう。
浦和はここ2試合でサガン鳥栖と北海道コンサドーレ札幌を相手に、ハイプレスに対して真っ向勝負をするのではなく配置をズラすか、ロングボールで頭を越えることで前半を乗り切った。一方で、その前のセレッソ大阪とサンフレッチェ広島を相手にしたゲームでは真っ向勝負でビルドアップを試みて、見事にハイプレスで壊された。約2週間の準備期間があって迎えるゲームで、このあたりのチームの流れをどう捉えて臨むのかは1つ注目点になるだろう。
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