浦レポ by 浦和フットボール通信

『2021-2022WEリーグアウォーズ』でレッズレディースがベストイレブン6選手、フェアプレー賞などを受賞

(Report by 河合貴子)

2021-2022シーズンは準優勝で終える

WEリーグ初年度を締めくくる『2021-2022WEリーグアウォーズ』が、華やかに開催される中、チームカラーの真っ赤な照明に包まれて、三菱重工浦和レッズレディースのキャプテン柴田華絵選手は「悔しい思いがあるんですが、来年こそは優勝目指して頑張りますので浦和レッズレディース期待してください」と準優勝の賞金1千万円のパネルを手にして優勝を逃した悔しさを露わにした。

WEリーグ初年度の11グラブの頂点に立ったのは、16勝2分け2敗と圧倒的な強さをみせたINAC神戸レオネッサであった。日本女子サッカー界の念願であったプロ化となり創設されたWEリーグは、サッカーに専念できる環境が整い始め明らかに各クラブのレベルが上がり、ピッチの中では白熱した闘いが繰り広げられた。

初代女王の座には手が届かなかったが、浦女たちの華麗なプレーは一際輝きを放っていたシーズンであった。ピッチの中でレフェリーや対戦相手をしっかりとリスペクトし、正々堂々した姿は実に爽快であった。そのことが高く評価されて、最も模範的な行動をとったクラブに贈られる『フェアプレー賞』を獲得したのだ。

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