浦レポ by 浦和フットボール通信

今あるベストを尽くすだけ 優勝を狙うなら勝ち点3を取るべき試合【轡田哲朗レッズレビュー/京都戦】

(Report by 轡田哲朗)

選手5名、スタッフ5名がこのゲームに関われない

浦和レッズは19日に、今季のリーグ開幕戦で京都サンガFCとのアウェーゲームを戦う。12日の富士フイルム・スーパーカップで川崎フロンターレに2-0で勝利し、勢いや弾みをつけるという意味で申し分のないスタートになっていたところで、15日から17日の間で段階的に発表されたように、合計するとトップチームの選手5名、スタッフ5名が新型コロナウイルスの陽性反応を示し、症状の有無はあるにせよ隔離、療養の措置が取られている。こればかりは誰か、何かに責任を負わせるようなものではないので、何事もなく復帰できるように願うだけだ。

これにより、少なくとも京都戦には5人が出場できないことになる。私はその選手が誰かを全く知らないので、このプレビューもその前提で、ある意味では全員が出場できるようなつもりで進めていくことになる。

ただし、ある程度シーズンが進んできたタイミングで負傷者や出場停止が重なれば、5人くらい出場できない選手が発生することはある。もっとも、それは多くの場合において公開されている事実になるので今回の状況とは多少の違いはある。それでも、現状のベストを模索してチームの総合力で乗り越えるべき局面であることは何も変わらない。このゲームに求められるのも、全く同じことだ。

まずは全体的な選手の分布をチェック、スタッフのコーチ登録の意味は

(残り 2356文字/全文: 2955文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ