木下康介が抱く野望 9年間の欧州でのプレーから浦和を新天地に選んだ理由
(Report by 河合貴子)
夏のウインドウ最後のピース
この夏のウィンドウの最後に獲得したのは、身長190㎝の大型FWの木下康介選手であった。武藤雄樹選手が浦和を離れて柏へと完全移籍し、杉本健勇選手は横浜FMへレンタル移籍した中でFWの補強は急務であった。
西野TDは「ヨーロッパでも数多くの経験を積んできている能力のある選手、年齢も若いですし、これからまだまだ可能性のある選手を獲得できたことは嬉しく思っている」と木下選手を獲得できたことを喜び、「少なくとも今年の目標を達成するための陣容が揃ったと思っている。何らかのタイトルとACL出場権というところは、十分に達成可能な戦力になっていると思っている。個々の選手に能力を発揮してもらうこと、チームとしてまとまってパフォーマンスをすることは、継続してどこまで質を高められるかがこれから問われる」と険しい表情を浮かべた。
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