浦レポ by 浦和フットボール通信

上手くいかなかった試合に勝利、連敗中の大分が陥ったものとボールを持つこと【轡田哲朗レッズレビュー/J第11節大分戦】

(Report by 轡田哲朗)

リカさんは杉本を「シャドー」として起用した

浦和レッズは25日のリーグ第11節、大分トリニータ戦に3-2で逆転勝利した。前半の早い段階で先制して、西大伍やリカルド・ロドリゲス監督が指摘した「緩み」とか「リラックス」の時間が大分の逆転を招き、後半に何とか2点を奪って再逆転したという試合だった。

プレビューでも記したように、試合2日前のトレーニングは2つのパターンをやっていて、どっちで始めるかなと思ったら杉本健勇が連続出場になるパターンの方だった。彼はFWのイメージが色濃いから2トップをベースに理解していたけど、リカさんいわく「シャドーで起用した」ということだから、武藤雄樹が前線の中央をベースにすることは変わらずに、その周囲で動く選手のキャラクターを前後半で切り替えたという言い方ができるかもしれない。

この試合に関しては、試合後のコメントがとても良く内容とリンクしていた印象もあるので、普段より多めに紹介してみたい。

相手を引き出すプランと先制点、出てこなくなったらどうする

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