西川周作が徳島戦のビックセーブを振り返る ビルドアップ時に意識していることとは
(Report by 河合貴子)
徳島戦ではビックセーブでチームを救う
リーグ中断明けの鹿島・清水・徳島と3連戦を、勝利で飾れたことは浦和にとっては大きな収穫となった。チームの完成度の違いから苦戦を強いられた徳島で、ゴールを死守した西川周作選手は冷静であった。
前半34分の鋭い徳島のショートカウンターから宮代選手と1対1のシーンを思い出しながら「相手に余裕がある時こそ、先に動かない、倒れないことが大事になってくる。勇気がいることですが、1つのセーブに繋がれば・・・。確率的に、先に倒れて止めたりもあるが、基本的なことは相手に余裕があればあるほど動かない。あのシーンは、トラップがあの選手はうまくできなかったと思う。一瞬で体勢もそんなによくなかった。『際どいコースは来ないな』と我慢した。一瞬の判断ですけど、止められて良かった」と笑顔を見せた。
GKの基本のポジショニングは、ボールとゴールの中心を結んだライン上に立つ。あとは、しっかりと見極めて状況を瞬時に把握して判断することが大切だ。西川選手は対峙した選手の体勢が「開いている。開いていない」ところまで見極めていた。
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