西川周作が次節でJ1通算500試合出場へ ここまで大事にしてきたこととは
(Report by 河合貴子)
デビュー戦ではFKを蹴った思い出も
「健康第一で、これまで考えてプレーしてきた」とJ1通算500試合出場達成を目前にした西川周作選手。プロデビューしたのは、2005年に大分のユースからトップチームへと昇格したプロ1年目のFIFAワールドユース選手権にU20日本代表として出場し帰国直後のことであった。
「当時のビッグアイ(昭和電工ドーム大分)で、ワールドユースから帰ってきてすぐファンボ・カンさんに抜擢されてデビューさせてもらった。対戦相手は、横浜FM。GKは、榎本哲也選手だった。プロになってFKの練習は全くしていなかったんですが、少し遠目のところからファンボ・カンさんに「お前、行け!」と言う指示があって、後半の負けている状況でいって」とデビュー戦となった2005年7月2日に開催された横浜FM戦を思い出しながら「その時、自分が感じたサポーターの方の歓声は今でもすごく覚えている。すごく湧いて・・・。ただ、(FKは)ふかしてサポーターの方へ飛んでいっちゃたんですけど、あの時の雰囲気。自分が中心でサポーターの方を湧かせている感覚が、デビュー戦で感じることができた。試合の前日も、足がフワフワして地に足がつかない感覚を今でも覚えている」と当時のことが鮮明に脳裏に焼き付いていた。このデビュー戦以降、しっかりと正GKの座に定着していくことになった。
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