塩越柚歩がプロ選手となる夢をかなえ、その先に見るビジョンとは
(Report by 河合貴子)
憧れられる選手になる
「見ていて楽しい、強いチームになっていきたい」とキラキラと目を輝かせて話したのは塩越柚歩選手であった。
2016年に下部組織からトップ昇格した塩越選手は、紆余曲折しながら昨シーズンようやく自分の持ち味である仕掛けのドリブルとパスセンスを発揮して浦和レッズレディースの中心選手として躍動し、日本女子代表のトレーニングキャンプに招集されるまで成長を遂げた選手だ。才能を開花させた塩越選手のさらなる飛躍が楽しみになる。
「なでしこジャパンに選ばれている選手にも、今年は海外でプレーする選手が増えている」と海外で活躍する日本女子代表の選手たちに刺激を受けているようで「特に長谷川 唯選手は年齢も1歳上ですし、小学生の頃に埼玉県トレセンで一緒にプレーさせてもらっていたこともあって憧れの存在ですので、長谷川選手のようにビッグクラブからオファーがもらえるような選手になりたいということが一番の気持ちです」と正直な気持ちを話した。そして「まずは国内で活躍して実績を作ってからだとは思っています」と襟を正したのだ。
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