追い込む守備と引き込むビルドアップ 攻守が一体化したトレーニングに【沖縄キャンプレポート3日目】
(Report by 轡田哲朗)
ユースや若手同士で固まらない方が、多分いい
浦和レッズは26日も沖縄県でのトレーニングキャンプにおける2部練習を実施した。昨日もお伝えしたとおり、すでにリカルド・ロドリゲス監督の戦術的な要素をサッカーの部分で落とし込むトレーニングがメインに行われていて、「キャンプ=体作り」という感じのメニューはほとんどない。とはいえ、決して肉体的な負荷が軽くは見えないので、こうやってサッカーの動きの中でシーズンを戦えるフィジカルコンディションを向上させていくというのが、リカ監督のやり方のようだ。
その中で気になったことが1つあって、ウォーミングアップの時には、2人が手をつないだ状態でボール回しをするだとか、ちょっとしたチームビルディングと言えるようなものをやっていたのだけど、その時にユース出身同士で固まって組んでしまっているとか、若手同士で組んでいるのなどを見ると、ちょっともったいないなという感覚があった。というのも、奇数になってしまった関係で余った宇賀神友弥は平川忠亮コーチと組んでいて、若手から「やりましょうよ」と言ったら絶対に断らないような選手なのだから、思い切ってコミュニケーションを取りにいった方が良いだろうなという感覚はあった。
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