浦レポ by 浦和フットボール通信

ホーム4試合で勝ち点も得点もゼロは現実 派閥争いではなく大事なこと【轡田哲朗レッズレビュー/J20名古屋戦】

(Report by 轡田哲朗)

浦和も名古屋も似たタイプをボランチに並べた

浦和レッズは4日の名古屋グランパス戦にホームで0-1の敗戦を喫した。確かに前半のうちにゴールになっておかしくないチャンスは2つあったものの、後半に関してはFC東京戦で、レースなどで「僅差だけど永遠に詰まらないと感じる差」とでも呼ぶべきものがあると記したそのままだったといえる。

この日のスタメンからは柏木陽介が外れた。プレーにおける影響力の強さから多くの議論を巻き起こした、というよりも周囲が勝手に騒いだ彼だけれども、日程的な要素もあるスタメン変更と感じさせた。そして、柴戸海に関してはメンバー外と完全に休養を与えるタイミングになった。

一方で、名古屋のスタメンで目を引いたのは2列目に直線的なプレーに長所を持つタイプを3枚並べてきたことと、浦和と同様に中盤にプレーメーカーを配置せずに強度の高いタイプを並べたこと。これも日程の影響はあるだろうけれども、試合が始まってからのプレーと試合後に中谷が話したことは、浦和相手に効率よくゲームを進める効果は発揮するものだった。

名古屋の中央は使用禁止、浦和は必ず中央経由

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