浦レポ by 浦和フットボール通信

橋岡大樹がエンブレムを握って誓った浦和を背負う自覚と責任


(Report by 河合貴子)

鳥栖戦で見せる

敗退した天皇杯で出場機会はなかったが橋岡大樹選手は、試合後のスタジアムを一周したときも、帰りのバスの中でも、浦和を愛する人々の心の叫びを真摯に受け止めていた。

「試合が終わったあと、バスの中でもそうですが・・・。帰るときにサポーターの思いをぶつけてもらった。サポーターも本気で闘っているからこそ、そういう気持ちが出る。試合が終わったあとに(観客席の)みんなの顔を見ていたが、僕たちと同じぐらい悔しい気持ちで一緒に闘ってくれていることを感じた。僕たちも、本当にサポーターの気持ちを背負って闘っている部分では、みんなで立ち上がって、闘っている姿や走っている姿をみせたい。うまくやろうとすることは、もちろん良いことだけど、まずは泥臭く勝利に向かってだ。このエンブレムを付けている人は、みんな仲間だ。一緒に勝利に向かっていく」と橋岡選手は、ギュッと練習着の浦和のエンブレムを握りしめた。

公式戦9試合未勝利が続き勝ちたい気持ちは誰でも持っている中で、橋岡選手はこの浦和のエンブレムを付けて闘う意味を本当に感じていたのだ。

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