大槻監督がサポーターと語って感じた思い 戦う姿勢をいかに選手に伝えたのか
(Report by 河合貴子)
苦しい状況下の中で鳥栖戦に挑む
Honda FCに0-2で敗れ天皇杯ラウンド16で敗退した浦和。心が凍てつき打ちひしがれる重苦しさの雰囲気に包まれた埼玉スタジアムであったが、浦和を愛する熱い心を持った人々が選手バスに向かい思いの丈をぶつけた。約45分間に選手バスは停止したが、大槻監督の心も動かされた。
「本当に思ったのは、サポーターにもあそこで言いましたが、あのような行動をさせてしまったこと。サポーターに非常に申し訳ない。逆にあともう1つ思ったのは、非常に有り難いという感情を持った。それだけ彼らは、我々のことを真剣に思ってくれているし、行動を起こしてでも我々と闘うことをやっている。だからこそ、闘ってくれているし、闘えって言ってくれている。非常に有り難い気持ちになった。これまで以上に、本当に有り難かった」とあの日の夜の出来事をしっかりと胸に刻み、申し訳ない気持ちと感謝の思いを口にした。
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