自責の念にかられる森脇良太、残り3試合に全力を尽くす思いとは【河合貴子 試合のポイント/明治安田生命Jリーグ第31節 G大阪戦】
(Report by 河合貴子)
リーグ6試合ぶりの敗戦
ACL出場権獲得に向けて、勝利をものにしたい浦和の行く手を阻んだのはG大阪であった。
43分に決まった小野瀬康介選手のスーパーミドルシュートの弾道と62分のファン・ウィジョ選手のゴールに向かう力強いドリブルシュートの軌道が脳裏に焼き付いて離れない。本当に悔しくて堪らないが、クオリティーの高いゴールを褒めるしかなかった。
前半から攻守にわたり主導権を握ったのは浦和であった。浦和が放ったシュートは7本に対し、G大阪はたったの2本。良いリズムでゲームを運んでいただけに、前半でしっかりとゴールを決めていれば、結果は違っていただろう。
先制点こそ許したが、前節の鹿島戦の再来を彷彿とさせるように浦和は逆転勝利を目指してG大阪ゴールへと襲い掛かった。そして49分に、長澤和輝選手のシュートのこぼれ球を興梠慎三選手が冷静に決めて1-1にしたのだ。
しかし、ここからが鹿島戦のような展開に持ち込めなかったのだ。追いついた浦和は勢いに乗って前掛かりに出たところを逆手に取られ、遠藤保仁選手からタイミング良くファン・ウィジョ選手へとカウンターを仕掛けられ1-2にされてしまった。
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