駒井善成、ラファエルが、サッカーの友に捧げるシャペコエンセ戦への思いとは
(Report by 河合貴子)
飛行機事故で仲間を失った二人の思い
昨年の11月28日の事であった。本当に悲しいニュースがサッカー界に流れた。コパ・スダメリカーナ2016決勝の舞台へ向かうシャペコエンセのチャーター機が墜落。
監督や選手、クラブスタッフ、同行の取材陣など71名が尊い命を失ったのだ。
当時シャペコエンセを指揮していたのは、ヴィッセル神戸の監督を務めたことがあるカイオ・ジュニオール監督だった。ジェフユナイテッド市原・千葉に所属していたケンペス選手、川崎に所属してマイアー選手、京都に所属していたチエゴ選手など日本に馴染みある選手たちも事故の犠牲になっている。
京都時代にチエゴ選手と面識があった駒井善成選手は「哀悼の意は感じる。僕たちも職業柄、飛行機に乗って移動することが多い。残念ながら飛行機が墜落して多くの人々が亡くなった。自分も家族がいる。いつそうなってもおかしくない。そういう中で同じサッカー選手が亡くなったのは、本当に悲しいことだ。僕が2種登録の時だけど、一緒にプレーしたチアゴ選手が亡くなった。J2で対戦したケンペスとか身近な選手が亡くなって凄く悲しい。
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