浦レポ by 浦和フットボール通信

山道強化本部長が関根移籍を容認した背景を語る。「移籍を想定してサイドは厚めにしてあった」

(Report by 河合貴子)

アカデミー出身者が海外移籍することは良いサイクル

真夏の太陽が久しぶりに輝いた8月6日。関根貴大選手のブンデスリーグ2部のFCインゴルシュタット04への完全移籍が発表された。ペトロヴィッチ監督が解任され、堀新監督の下でチームの立て直しを図る矢先の出来事であった。

山道強化本部長は「このタイミングって思う方もいらっしゃると思う。7月末に耳に入って、実際にインゴルシュタットから条件を含めたレターが来たのは7月末。

当然、彼は(関根選手)海外趣向なので、我々クラブが受け入れる物という中で、インゴルシュタットが提示していた内容が容認できる内容の物が届いた。彼とも話しをした中で、海外移籍をもの凄くしたいと。本人の希望を別として、我々もシーズンで監督が代ったとか状況もあるのでいろいろと議論はしたが、本人の強い気持ちがあったので、我々浦和レッズとして育成の原点に立ち返った時に、我々が育てた育成の選手が海外に羽ばたくことは素晴らしいことで、後押ししないといけないことであろう。しかも、原口がヘルタで活躍し代表になった。今度は、関根が羽ばたいていく。これからの育成の選手たちに大きな刺激になって、希望になるだろうと思っています。

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