決勝ゴールに涙の白木星、スタメン復帰の北川も涙 ただの1勝ではない価値【轡田哲朗レッズレビュー/なでしこリーグカップ1部 Bグループ 第7節INAC神戸戦】
(取材・文)轡田哲朗
リハビリを経て復活の北川は声を詰まらせ・・・
浦和レッズレディースは、今季4回目の対戦となった8日のなでしこリーグカップ、グループステージ第7節のINAC神戸戦に2-1で勝利。INAC戦の勝利は2014年以来と、乗り越えたくともなかなか越えられなかった壁を突破した。
このゲームは、単なる1勝にとどまらない価値がチームにあった。トレーニング中に右ひじを負傷したセンターバックの長船加奈を欠いたチームは、長嶋洸が加入2年目にして初スタメンのピッチに立った。また、左サイドバックには負傷とリハビリを乗り越えて復帰していた北川ひかるが今季初スタメン。前述のとおり、なかなか勝利を収めさせてもらえないINAC戦を前にして最終ライン2人が変更になる状況に、北川は「不安はあったんですけど、やるしかない」と、決意を持って臨んでいた。
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