【コラム】今一度鑑みてほしい、プロとしての矜持【島崎英純】

©Jun Kataoka
今年の公式戦は残り2戦
浦和レッズの2022シーズン公式戦も残り2試合となった。現在のJリーグ順位は32試合を終えて10勝14分8敗の勝ち点44で8位。すでに来季のJ1残留は確定しているが、来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を得られる3位以内に入る可能性は途絶えた。また、浦和は同じくACLの出場権を得られる天皇杯も早期敗退しており、YBCルヴァンカップも準決勝で敗れた。ただし、今季のACLは見事に決勝へ進出し、来年2月の西アジア代表とのホーム&アウェー戦を残している。もしこの決勝を制してクラブ史上3度目の戴冠を果たせれば、前年度優勝クラブ枠として来年9月から行われる2023シーズンのACLにプレーオフから出場する権利を得られる。
と、ここまでざっと浦和の今季成績を整理してみた。浦和に残された公式戦は全てリーグ戦で、浦和が積み上げられる可能性のある勝ち点は50である。現状では4位のセレッソ大阪が勝ち点50で、5位・FC東京の勝ち点49、6位・鹿島アントラーズの勝ち点48、7位・柏レイソルの勝ち点47と上位陣が連なっている。浦和はいずれのチームとの対戦も残していないため、数字上は4位から6位までのチームが全て連敗し、浦和が連勝すれば4位にまでジャンプアップできる(4位・C大阪の得失点差が7、浦和が同12である点も加味)。まあ、その確率はかなり低いことは否めないが……。
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